#予防医学

記事 58 件

腹痛は救急兆候を先に確認 内科・消化器内科、泌尿器科、産婦人科の分け方

腹痛は痛む位置だけで受診先や病名を決めず、発症の速さ、強さの変化、出血、嘔吐、排尿や月経との関係を先に確認する。突然または持続する激痛、吐血、血便・黒い便は119番を優先し、救急徴候がなければ内科・消化器内科を起点に症状別の診療科を選ぶ。

APPI News 編集部 12分

ピロリ菌陽性は胃がん診断にあらず 日本の検診と除菌後の経過観察

日本で国が推奨する胃がん検診は、50歳以上が2年に1回受ける胃部X線検査または胃内視鏡検査で、ピロリ菌の便中抗原検査とは目的が異なる。血液の抗体が陽性でも現感染とは限らないため、医師が内視鏡所見と感染検査を確かめ、除菌後は成否判定と胃の経過観察を続ける。

APPI News 編集部 8分

夕方のカフェイン、寝酒、就寝前の画面 睡眠を乱す三つの習慣と対策

睡眠時間を確保しても、夕方以降の飲み物や寝床での画面使用が寝つきと途中の目覚めに影響する場合がある。カフェインは摂取量と時刻、酒は睡眠後半、強い光は体内時計への作用が異なるため、三つを同じ「深睡眠不足」と決めつけず切り分ける。

APPI News 編集部 8分

成人の破傷風は基礎免疫後10年ごとに追加 妊婦の百日咳対策はDPTを検討

日本では成人用三種混合ワクチン(Tdap)は未承認で、成人全員を対象に10年ごとのTdapを定期接種とする制度はない。破傷風は基礎免疫と最終接種日、傷の汚染度で追加を判断し、妊婦の百日咳対策には国内承認のDPTを妊娠後期に使う選択肢が示されている。

APPI News 編集部 8分

新型コロナワクチン、65歳以上は秋冬1回 2026年度は5社の抗原株公表

日本の新型コロナ定期接種は65歳以上などを対象に毎年度1回行い、2026年度の5社の抗原株も公表されたが、自治体の日程や費用はまだ出そろっていない。過去の接種回数だけで決めず、年齢、持病、妊娠、接種後の危険症状を公的資料と照合する必要がある。

APPI News 編集部 8分

インフルエンザワクチン、毎年接種の理由 発症予防の限界と卵アレルギー

日本のインフルエンザワクチンは65歳以上などが毎年度秋冬の定期接種対象となる一方、対象外の成人は原則として任意接種だ。前年の接種だけでは次のシーズンを十分にカバーできず、接種後も発症は起こりうるが、重症化や死亡を防ぐ効果が期待される。

APPI News 編集部 8分

健診の数値だけでは見えない高齢者の機能低下 握力・歩行・服薬を継続評価

採血や画像検査に大きな異常がなくても、立ち上がりや歩行、買い物、服薬管理が以前より難しくなることがある。高齢者の機能評価は、握力や歩行を単独で診断に使わず、認知・栄養・視聴覚・心理、服薬、生活環境と合わせて追跡する。

APPI News 編集部 10分

乳がん検診のAI読影、中間期がんで非劣性 日本の二重読影見直しは検証段階

日本の対策型乳がん検診は40歳以上を対象に2年に1回のマンモグラフィを行い、画像は二重読影する仕組みをとる。スウェーデンのMASAI試験は、AIで低リスク画像を一人読影、高リスク画像を二重読影へ振り分け、中間期がん率で標準法への非劣性を示した。

APPI News 編集部 11分

「デトックス」「アルカリ性体質」「ケトジェニック」 健康広告の根拠と限界

「デトックス」「アルカリ性体質」「ケトジェニック」は、いずれも健康食品やダイエットの宣伝で長く使われてきた。ただし行政と医療の資料をたどると、三つは表示規制の対象、裏づけが確立しないまま残った分類、保険診療に組み込まれた治療食に分かれる。

APPI News 編集部 13分