#公衆衛生

記事 54 件

ピロリ菌陽性は胃がん診断にあらず 日本の検診と除菌後の経過観察

日本で国が推奨する胃がん検診は、50歳以上が2年に1回受ける胃部X線検査または胃内視鏡検査で、ピロリ菌の便中抗原検査とは目的が異なる。血液の抗体が陽性でも現感染とは限らないため、医師が内視鏡所見と感染検査を確かめ、除菌後は成否判定と胃の経過観察を続ける。

APPI News 編集部 8分

夕方のカフェイン、寝酒、就寝前の画面 睡眠を乱す三つの習慣と対策

睡眠時間を確保しても、夕方以降の飲み物や寝床での画面使用が寝つきと途中の目覚めに影響する場合がある。カフェインは摂取量と時刻、酒は睡眠後半、強い光は体内時計への作用が異なるため、三つを同じ「深睡眠不足」と決めつけず切り分ける。

APPI News 編集部 8分

自立していても見落とす「社会的フレイル」 香港SF-10と日本の支援経路

身の回りのことを自分でこなせても、頼れる相手や社会参加の機会が乏しい高齢者のリスクは、身体機能の確認だけでは拾いにくい。香港で開発された10項目の「SF-10」は、資源、参加、つながり、人間関係、自己管理の5領域を調べ、詳しい聞き取りと支援へ結ぶ入口として設計された。

APPI News 編集部 11分

新型コロナワクチン、65歳以上は秋冬1回 2026年度は5社の抗原株公表

日本の新型コロナ定期接種は65歳以上などを対象に毎年度1回行い、2026年度の5社の抗原株も公表されたが、自治体の日程や費用はまだ出そろっていない。過去の接種回数だけで決めず、年齢、持病、妊娠、接種後の危険症状を公的資料と照合する必要がある。

APPI News 編集部 8分

インフルエンザワクチン、毎年接種の理由 発症予防の限界と卵アレルギー

日本のインフルエンザワクチンは65歳以上などが毎年度秋冬の定期接種対象となる一方、対象外の成人は原則として任意接種だ。前年の接種だけでは次のシーズンを十分にカバーできず、接種後も発症は起こりうるが、重症化や死亡を防ぐ効果が期待される。

APPI News 編集部 8分

米メディケイド・CHIP、若年層の性別肯定医療を給付外に 10月13日施行

米国では、低所得世帯の子どもが利用する公的医療制度から、性別肯定医療の一部が連邦負担付き給付の対象外となる。10月13日施行の最終規則は、メディケイドでは18歳未満、CHIPでは19歳未満の薬物・外科的処置を対象とし、継続中の交差性ホルモン療法に最長6カ月の移行措置を設けた。

APPI News 編集部 7分

コンゴのエボラ感染4200例 河船乗客から確認されず、ワクチンなお未承認

コンゴ民主共和国のエボラ出血熱は、5月の発生宣言から3カ月足らずで同国史上2番目の規模に達した。首都近郊の河船では感染が確認されなかった一方、接触者追跡の外で増える感染と、ブンディブギョウイルス向けの承認済みワクチンがないことが封じ込めを難しくしている。

APPI News 編集部 6分

豪州H5鳥インフル、野生鳥で200件超 初の大量死、ギンカモメにも拡大

オーストラリアでは野生鳥のH5鳥インフル確認が急増し、南オーストラリア州の島では同国初の野生動物大量死が確認された。検出はオオアジサシからギンカモメなどへ広がる一方、家禽での確認はなく、人へのリスクは低いとの評価が続く。

APPI News 編集部 5分