「デトックス」「アルカリ性体質」「ケトジェニック」 三つの健康情報を一次資料で確かめる
「デトックス」「アルカリ性体質」「ケトジェニック」は、いずれも健康食品やダイエットの宣伝で長く使われてきた。ただし行政と医療の資料をたどると、三つは表示規制の対象、裏づけが確立しないまま残った分類、保険診療に組み込まれた治療食に分かれる。
「デトックス」「アルカリ性体質」「ケトジェニック」は、いずれも健康食品やダイエットの宣伝で長く使われてきた。ただし行政と医療の資料をたどると、三つは表示規制の対象、裏づけが確立しないまま残った分類、保険診療に組み込まれた治療食に分かれる。
米国では、メキシコ料理店で食事をした人を中心にサルモネラ菌の感染報告が相次いだ。連邦当局は感染源をメキシコ産ハラペーニョと特定し、輸入業者による回収と外食チェーンでの提供停止が進んだ。
下痢や嘔吐が食後に始まっても、症状と最後の食事だけで原因食品や病原体は決められない。潜伏期間を含む食事歴を記録し、血便、強い腹痛、意識の変化、脱水の兆候があれば受診を急ぐ必要がある。
夏の持ち帰り食品や作り置きは、見た目やにおいが変わらないまま食中毒菌が増える場合がある。農林水産省は約20〜50℃に置く時間を極力短くし、厚生労働省は冷蔵庫を10℃以下に保つよう示している。
夏の持ち帰り弁当は、調理から食べるまでの時間が延びるほど温度管理が難しくなる。日本の公的資料は一律の「2時間ルール」を示さず、持ち歩きを短くし、早めに食べ、すぐ食べない場合は冷蔵するよう求めている。
持ち帰り弁当を室温に置ける一律の上限時間は、日本の家庭向け公的資料では確認できない。農林水産省は菌が増えやすい約20〜50℃に置く時間を極力短くするよう求め、米国政府は傷みやすい食品に2時間・高温時1時間の基準を置く。
作り置きや残り物は、「一晩」という時間だけで安全か危険かを分けられない。調理後の温度履歴を確かめ、浅い容器で速やかに冷やし、食べる前に中心まで再加熱することが判断の軸になる。
紅麹サプリメントは食品として販売されていても、含有成分と製造工程の両面に安全上の論点がある。モナコリンKはスタチン系薬剤と同様の作用とリスクを持ち、小林製薬事案では別に青カビ由来のプベルル酸が腎障害の原因として調べられた。
食用油に含まれるベンゾ[a]ピレンは、色やにおい、容器の表示からは判別できず、検査で初めて分かる汚染物質だ。油糧種子の直火乾燥や高温処理で生じ、精製で低減しうるが、日本には食品中の多環芳香族炭化水素を対象とした基準値がない。
黒こしょうには、減量や栄養成分の吸収促進をうたう情報がある。根拠をたどると、肥満への効果は主に動物実験で、クルクミンの吸収促進も新旧の小規模人体試験で結論が分かれている。