血小板由来成分の凍結乾燥「PFC-FD」 PRPと同一視できない臨床根拠
血小板を使う治療には、採血後すぐに使うPRPと、由来成分を凍結乾燥するPFC-FDがあり、名称が似ていても同じ製剤ではない。日本では膝や肩を対象に研究が進むが、比較試験は乏しく、PRPの成績をそのまま効果の根拠にはできない。
血小板を使う治療には、採血後すぐに使うPRPと、由来成分を凍結乾燥するPFC-FDがあり、名称が似ていても同じ製剤ではない。日本では膝や肩を対象に研究が進むが、比較試験は乏しく、PRPの成績をそのまま効果の根拠にはできない。
慣れない運動の翌日以降に痛みが強まる遅発性筋肉痛では、痛む部位への高強度の負荷をいったん下げる。予想を超える痛みや脱力、茶色やコーラ色の尿があれば、通常の筋肉痛と決めつけず直ちに受診する。
急な腰痛では、冷却を先に48時間続ける手順が一律の標準とは言い切れない。警告サインがなければ、冷却は痛みや腫れ、温熱はこわばりや筋けいれんの短期的な緩和を目的に選び、長いベッド上安静は避ける。
寝違えの初日に全員が冷却し、その後に温めるという一律の手順は、日本の公的な一般向け資料では確認できない。警告サインがなければ、痛む方向への無理な運動を避け、改善に応じて首の動きを戻していく。
複数の医療機関から睡眠薬が重なると、処方全体を一人の医師が把握しにくくなる。日本では睡眠薬3種類以上を向精神薬多剤投与として報告対象にし、高齢者には薬の数だけでなく有害事象と治療上の必要性を踏まえた見直しを求めている。
股関節の周囲には関節、腱、滑液包、神経が集まり、痛む場所だけで原因は確定しない。発熱や急な荷重不能を先に見分け、問診と診察、X線を起点に、疑う病態に応じてMRIなどを追加する。
高齢者の慢性硬膜下血腫は、軽い頭部打撲の直後ではなく、数週〜数カ月後に歩行や認知機能の変化として表れる場合がある。突然の片麻痺やろれつの異常は119番を優先し、遅れて進む変化も頭部CTなどで確かめる必要がある。