iPhone 18 Proを使い始めて画面に固定した白線や表示の乱れが出たら、まず発生した画面を別の端末で撮影し、購入先とAppleへ連絡する準備を整える。白線が製造上の瑕疵に当たるか、落下や液体など使用中の損傷に当たるかは、販売店やAppleの検査で判断される。
日本では、Appleの1年限定保証、Apple Storeの返品条件、販売店に対する民法上の請求を分けて考える必要がある。購入経路によって窓口と期限が変わるため、「買ってから何日か」だけで結論を出すことはできない。
白線が出たら、最初に残す記録
白線が表示された日時、発生したアプリや画面、再起動後も残るかを記録する。白、黒、赤など単色の画面を表示した写真と、再起動しても線が残る様子の動画があると、症状の説明に使いやすい。画面に加え、本体の外観、シリアル番号またはIMEI、箱、購入日、注文番号も撮影しておく。
自分で画面を開けたり、非正規の修理店で部品を交換したりする前に、購入先またはAppleへ相談する。修理に出す前にはバックアップを取り、Apple Accountからのサインアウトや「探す」の扱いを案内に従って確認する。Appleは修理・交換の判断に製品の検査が必要になる場合があるとしている。
購入先には、症状を確認した日、希望する対応(検査、修理、交換、代金の返還など)、回答期限を文章で伝える。電話で話した場合も、日時、担当窓口、案内内容をメモし、注文履歴やメールと一緒に保存する。
個別の画面不具合をめぐる利用者の報告は、製品全体の故障率を示すものではない。白線の報告が複数あっても、同じ原因によるものか、製造上の共通問題かは、検査結果やAppleの公式発表がなければ判断できない。
Appleの1年保証とApple Storeの14日返品
Apple日本の1年限定保証は、通常使用時における材質および製造上の瑕疵を、最初の販売店での購入日から1年間の対象としている。落下、液体、改造などによる損傷は別の扱いになる。保証期間内でも、画面の白線が直ちに無償交換を意味するわけではなく、Appleの検査と保証条件の確認が必要だ。
AppleのiPhone修理案内は、症状の確認後に修理や交換を手配し、最終的な修理料金は診断・検査で確定すると説明している。対面ならApple StoreのGenius BarまたはApple正規サービスプロバイダ、配送ならAppleの案内に従って申し込む。購入証明が必要になる場合があるため、レシートや注文履歴を残しておく。
Apple Storeで購入したハードウェアは、条件を満たし、受け取り後14日以内に依頼すれば返品できる。製品、付属品、パッケージを含む購入時の状態が条件になり、返品後に検査される場合もある。この14日条件はApple Online Storeや直営店のApple Storeに関するもので、携帯電話会社、家電量販店、正規販売店の返品条件を一律に決めるものではない。
日本ではどうなる
日本のApple StoreではiPhone 18 Proを購入でき、Appleの日本向け仕様ページは256GB、512GB、1TB、2TBの容量を掲載している。価格は容量、支払い方法、通信会社との契約、下取りの有無で変わるため、固定額を転載せず、Apple日本の購入画面で選択した容量と販売条件に表示される日本円の価格を確認する。Appleは同じ購入画面で、対象通信会社の契約による割引が適用される場合があることも案内している。
白線が出た場合の法的な出発点は、日本の民法が定める契約不適合責任だ。消費者庁の説明する民法第566条では、買主は種類または品質が契約内容に適合しないことを知った時から1年以内に、その旨を売主へ通知しなければ、追完、代金減額、解除などの請求が制限される。ここでいう1年は「購入から1年のメーカー保証」と同じ期間ではなく、症状を知った時点から数える通知期間である。
例えば日本のApple Storeで購入した端末を受け取った直後に白線を確認した場合、14日返品の条件に該当するかをAppleへ確認しつつ、1年限定保証による検査も申し込む。通信会社や量販店で買った場合は、注文書や販売条件を確認して購入先へ先に通知し、Appleの修理窓口にも検査方法を尋ねる。販売店との交渉が進まないときは、消費者庁の消費者ホットライン188が、契約や製品トラブルを地域の消費生活相談窓口へ案内している。
日本国内でiPhone 18 Proの画面の白線を対象にした一括交換や無償修理の告知があるかは、Appleのサポートページと購入先の案内で確認する。個別の投稿や販売店の説明だけで、全台共通の対応や故障原因が決まったとみなすことはできない。
検査を依頼するときの順番
最初に、白線が出た画面、外観、シリアル番号、購入証明を保存する。次に購入先とAppleへ、発生日時と症状を文章で通知し、検査の受付番号や送付方法を確認する。送付前にバックアップを取り、端末内の個人情報を消去する手順を確認する。自分で分解したり、非正規部品を取り付けたりすると、保証判定に影響する可能性がある。
希望する対応は、「新品交換を必ず認めてほしい」とだけ書くより、検査結果、保証対象外とする理由、修理・交換・返金の選択肢を文書で示してほしいと求める方が記録を残しやすい。Appleの判断と、販売店に対する契約不適合責任の主張は別に記録する。
画面の固定線が出たスマートフォンの保証判定や送修前の確認項目は、サイト内のGalaxyの画面に固定の緑線が出た場合の保証判定と修理前の確認事項にも整理がある。製品は異なるため、そのまま同じ対応になるとは限らないが、症状と購入記録を残す手順は共通する。
販売店の対応が進まないとき
販売店へ通知した日、担当者の回答、検査結果、提示された修理費用を時系列で整理する。交換や返金を求める場合は、注文番号、製品番号、写真・動画、修理受付票、メールを添付し、何を求めているかを一文で書く。
話し合いで解決しない場合は、消費者ホットライン188で地域の消費生活センターを案内してもらえる。相談は白線が製造上の瑕疵だと確定させる制度ではなく、契約書や事業者とのやり取りを踏まえて、次の相談先や手続きを確認するための窓口である。
よくある質問
iPhone 18 Proに白線が出たら、すぐ新品交換になるか
自動的に新品交換になるわけではない。Appleまたは購入先が症状と購入条件を確認し、保証対象か、修理・交換・返金のどの対応になるかを判断する。
日本でも一律の「購入後3か月検査期間」があるか
本稿執筆時点で、iPhoneを含むすべてのスマートフォンに共通する日本の3か月検査期間は確認できていない。契約不適合を知った後の通知、Appleの1年限定保証、購入先の返品条件を分けて確認する。
Apple日本で買ったiPhone 18 Proを14日以内に返品できるか
Apple Storeの返品条件を満たし、受け取り後14日以内に依頼すれば返品できる場合がある。携帯電話会社や他店で購入した場合は、各販売店の条件が適用される。
出典・参考資料
- Apple 製品 1 年限定保証(Apple)日本向けのiPhoneを含むApple製品1年限定保証の対象、期間、修理・交換条件
- AppleによるiPhoneのサービスと修理(Apple サポート(日本))iPhoneの検査、修理・交換の申込み先、保証範囲、修理サービスの保証
- 返品・返金(Apple Store(日本))Apple Store購入品の受け取り後14日以内の返品・交換条件と、購入品に問題がある場合の連絡先
- iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxの仕様(Apple(日本))日本向けiPhone 18 Proの容量、画面仕様、モデル情報
- 消費者機構日本と株式会社ALPACAとの間の差止請求に関する協議(消費者庁)民法第566条の契約不適合通知と、追完・代金減額・解除の請求期間に関する説明
- 消費者ホットライン188番の御案内(消費者庁)事業者との契約トラブルや製品トラブルを地域の消費生活相談窓口につなぐ制度