紅景天と「清冠一号」の新型コロナ予防効果 人体試験で残る空白
新型コロナの感染や重症化を避けようと、紅景天や台湾の複方「清冠一号」に関心を寄せる人がいる。紅景天には新型コロナの人体試験がなく、清冠一号も観察研究の結果だけでは予防・治療効果を確定できない。
新型コロナの感染や重症化を避けようと、紅景天や台湾の複方「清冠一号」に関心を寄せる人がいる。紅景天には新型コロナの人体試験がなく、清冠一号も観察研究の結果だけでは予防・治療効果を確定できない。
顔の美容鍼には小規模な臨床研究があるものの、標準的な施術回数や効果の持続期間は定まっていない。施術前には、研究で確認された範囲と副作用、はり師免許、公的医療保険の対象外となる条件を分けて確かめる必要がある。
検査値だけでは、高齢者の生活機能、認知、服薬管理、社会的な支えまで捉えきれない。台湾の100人研究はCGAの複数領域と中医学の体質分類との関連を報告したが、治療効果を調べた研究ではない。
黒こしょうには、減量や栄養成分の吸収促進をうたう情報がある。根拠をたどると、肥満への効果は主に動物実験で、クルクミンの吸収促進も新旧の小規模人体試験で結論が分かれている。
納豆は日本の食卓になじみ深いが、納豆を食べることと、成分量をそろえた納豆キナーゼ製品を試験することは同じではない。臨床研究には小幅な血圧低下を示す結果がある一方、効果がなかった試験もあり、降圧薬の代わりにはならない。